3つの勇者と、人間たち。そして自然を生きる者たち。
私が初めて、本格的になろうに投稿を始めた作品です。
タイトル通りRPG的な超存在が暴れまわって、世界が抱える問題を腕っぷしで解決していく作品なのですが、これまたタイトル通り、勇者たちにはそれぞれ肩書があるのです。
第一の勇者の肩書は黒騎士。
RPGで言うところの敵キャラの代名詞の一つですね。
彼はその名の通り、物語の主役的な存在でありながら特殊な立ち位置を持っています。
人間を助けてくれない勇者。
本作の勇者はある事情から人間たちと敵対しており、代わりに魔族という人間社会の外の勢力と関係を持っています。
勿論これにも事情があるのですが、人間と相対した黒騎士は激しい怒りを燃やし、圧倒的な力で蹂躙していきます。
かくしてこじれていく人間と勇者の関係。
ひょんなことからその只中に巻き込まれたヒロインは、彼らが抱える世界の謎を知り、自らも勇者と共に奔走していくことになるのです。
世界という名の自然。
その中に生きる人間という一種族。
そして世界を救うための勇者たち。
それらの関係性を描いた物語。
正直これを書くには未熟な私が、ぽつぽつと聞こえる応援を助けに何とか続けている大テーマです。
衝動に任せて走り出した物語。
振り回す獲物(物語)に対して使い手(作者)が弱すぎますが、よければご一読ください。