仕事から帰ったら、うさぎが干物になっていました。
座布団の隙間がお気に入り。
黒うさぎは写真写りが悪い。
やはり毛皮を着た生き物は暑さに弱いのか、ばったり倒れてほぼ動きません。
かと思ったら元気に地面(フローリングとかカーペットとか)をがりがり掘りはじめ、直後にまたも写真の図に戻るのです。
牧草は食べるのですがちょっと万全とは言えず、妹も後ろ髪を引かれながら仕事に行きました。
身体は小さく天敵だらけ。病気に強いわけでもない。
こんなか弱い生き物ですが、なんだかんだ昔から絵物語やら記録やらに出てくる息の長い動物でもあります。
何となくそういう生き物って歴史のどこかで人間が家畜にしてそうなものですが、そういう話は聞いたことがありません。
食用には体が小さくて毛皮も広い面積が取れない、しかも四六時中草を食んでいるのでエサ代も食う。
そんなわけで大量飼育には向かないんだろうなぁ、みたいな話を妹としたことがあります。
……とか思って調べてたらこんなニュースが見つかりました。
食糧不足の北朝鮮でウサギ、豚などの増産指示 市民は反発も|NEWSポストセブン (news-postseven.com)
土地はともかく、餌を調達する緑地はあるんでしょうけど……。
多産の象徴としてイースターのシンボルにもなっているので、数を増やす分には効率がいいのかな。
いずれにせよ人間って業が深いなぁ、と思った霰なのでした。
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Ⅲ勇者クロニクル ~第Ⅰの勇者『黒騎士』~ (syosetu.com)