結局一日中動き回る休日でした。
でも作業場のジェノベーゼが美味しかったのでいい気分です。
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うさぎ色の黒い雫 - 霰の制作日誌 (hatenablog.com)
何だかんだで多少の書く暇はあったので、明日か明後日にはⅢクロ出すと思います。
まだまだ長い物語。
第三勇者『双子姫』、その姉であるメイアちゃんを中心に、そろそろ人間サイドにフォーカスした話が出始めるので、序盤の加筆も含めてお楽しみに。
そんな感じで既存の物語を書いている中、妹から新作へのアイデアをもらいました。
「学園モノとかいいんじゃない?」と。
……学園モノ。
私は正直、学校というものに全くもっていい思い出が無いもので、これまで避け続けてきたジャンルですね。
人づきあいが得意でなく、私がいた学校は授業を落ち着いて受ける事も難しい環境でした。
まともに勉強しようと思えたのも大学を中退した後というか、ともすれば記憶を思い出すのも嫌なくらいなので、兎に角苦手な場所でしたね。
えぇ、できれば二度と御縁を持ちたくないです、本当に。
とはいえ、提案された以上は勉強くらいはしようと思って、一応メジャー処に手を出してみました。
Amazon.co.jp: 魔法科高校の劣等生(1) 入学編〈上〉 (電撃文庫) eBook : 佐島 勤, 石田 可奈: 本
なろう系ライトノベルのベストセラーにして王道。
タイトル通り、素質ある子供たちに魔法を教える学園の中で、落ちこぼれと呼ばれた主人公が下馬評を覆していく物語です。
タイトルの分かりやすさ、割と序盤から主人公・達也君の力が発揮される爽快感、テンポの良さはまさに同ジャンルの教科書と言える一冊。
「俺も学生時代こうだったらモテたのになぁ」とか「もっと良い人生だったかなぁ」とか、多くの人が抱えているであろう少年期への願望を上手く再現し、中高生から新卒まで、若い男性に人気の作品です。
……学生時代の願望。
はっきり言って私の学生時代にそんなもの望むべくもないし、手前味噌ですが子供の頃の私は本当によくあの環境を耐え抜いたと思います。
それを評価してくれる人がいたら、とも思いません。
私が評価されたところで他の事は何も変わらないので、ただ今を受け入れようとの思いだけです。
同級生と同じ社会に出たくないからこそ現実逃避的に理想の世界を求め始め、それはいつしか物語になっていました。
そして、自分の中に描いた世界を探しに行きたいと旅を志すようにもなりました。
そういう意味では、学校は私の夢を作った場所。
だからと言って感謝の言葉などないし、それを恩知らずと言われる筋合いもありません。
まぁ、教師のバトンの炎上騒動もあったわけで、先生側にも苦労が多かったんでしょうけど、それもひっくるめて学校という場所の問題です。
というわけで私と彼の場所の関係は完全に破綻しているわけで、それを舞台にした物語というのは微妙に想像できないかな……許せ妹よ。
でも、そうだな。
何か一つの事にみんなで打ち込む、みたいな一体感。
そういうものなら味わってみたかったかな。
学祭とかは結局一部のメンバーの独りよがりで企画が決まっていましたから、そうじゃないものなら見てみたい。
いつか記事にした世界(↓リンク)にはわかりやすい敵もいることだし、それに立ち向かう組織があって、そこに加入するモラトリアムとしての学校がある、というのは考えられそう。
とりあえず、一つの世界を起こしてみた。 - 霰の制作日誌 (hatenablog.com)
他に気の利いた案も無い事だし、その線でプロットを作り始めてみることにします。
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Ⅲ勇者クロニクル ~第Ⅰの勇者『黒騎士』~ (syosetu.com)
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