霰の制作日誌

冒険に憧れる、居酒屋好きな小説家志望のブログ

小話 チンジャオロースを炒めながら思う油の話

 

何故か料理回↓の閲覧回数がダントツで多い事に気付き、またしてもやってみた霰です。

ジャーマンポテトを炒めながら考える世界 - 霰の制作日誌 (hatenablog.com)

 

と、言っても本ブログは自作品の宣伝メインのブログ。

別に料理目的ではないので、今日も今日とて料理をネタにして文化考察や創作に役立ちそうな考え事をしていきたいと思います。

あくまで考え事です。研究ではないです。

ほぼ霰の独白ついでに晩御飯の紹介をするだけです。

なのでここで述べられている話は霰個人の推理ですので予めご了承ください。

 

……というのはさておき、タイトル通り今日の夕飯は青椒肉絲(チンジャオロース)でした。

 

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で、何故か作り方も好評だったようなので、ついでに載せときます。

 

①人参、ピーマン、豚バラ肉を細切りする(本当はタケノコも欲しい。でも冷蔵庫に無かったのです)。

気持ち多めのサラダ油をフライパンで温め、人参とピーマン(タケノコ)をしんなりするまで炒める。この時予め塩コショウを適当に振って下味を付けておく。

③豚肉を入れ、火が通ったらオイスターソースをお好みでかける。その後水溶き片栗粉をかける。

④完成! 美味い! なお、この後母が現れ、横から出汁だの醤油だの付け足しました。

 

最後に水入りがありましたが、まぁ塩コショウとオイスターソースでも十分な味わいはあります。

が、食文化が気になる私としては、②のサラダ油が気になるところですね。

中華料理って油を使う料理が多いですけど、油というか揚げ物って謎なジャンルだと思います。

油を作るのって手間がかかるし、それを大量に使う揚げ物って相当余裕がないとできないでしょうからね。

調べてみたところ起源は紀元前ペルシャにはすでにあったようで、フランスでは船乗りの保存食だったとか。

ただ、海なら塩はとれるし保存食になるにしても他に効率の良いものは色々あっただろうに、というのが理屈としての感想です。

強いて理由を挙げるなら塩分を摂らずに(喉が渇かずに)食べられるのが良かったのかもしれません。

船旅では飲み水が貴重なので、それを浪費せずに食事を摂れるのが揚げ物の利点だったのかなぁ、と思います。

いつか海を扱ってお話を書くときは、アジフライとかエビフライとか登場させてみましょうかね。

 

ただまぁ、いろいろ言いましたが結局みんな美味しいものが食べたいだけだったのでしょう。

そう思えば全部納得がいくし、なんだかんだ人間なんてそれでいいかもしれません。

割と良い出来に満足しながら、肉と野菜をご飯に乗っけて食べる霰一家でした。

 

 

 

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