霰の制作日誌

冒険に憧れる、居酒屋好きな小説家志望のブログ

見倣うな、学べ

 

しごおわ&一週間終了! でも祝い酒はまだ飲めない霰です。薬が……。

とはいえ咳の発作が収まりつつあるので、復活も時間の問題かもしれません。

体調が戻ればⅢクロの執筆ペースも多少早くなると思うので、もう少々お待ちください。私ももう薬で寝落ちは嫌です。

 

で、例によって話題を探していたのですが、今日気になったコラムはこちら。

 

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表題から物騒ではありますが、個人的には案外よくわかる話だと思います。

私は知り合いにキリスト教徒が多いので、彼らの勧めで聖書を読んだこともあるのですが、私が読んだ『モルモン書』という本にも結構血腥い話が多いですね。

具体的には主人公の聖人が異教徒を〇しまくった話だったり、不信心な兄を弟が罰した話だったり……キリスト教徒にも所謂過激派がいるようですが、こんなもん鵜呑みにしたらそりゃそうなるに決まってます。

聖人の『聖』という文字には『模範にするべき正しいもの』という意味もありますが、歴史上の聖人やら英雄と呼ばれる人たちって、大抵は気に入らない人や考え方が合わない人を力づくで排除してきた側面があるわけですからね。

彼らが現代の文明の礎を作ったのは間違いない事でしょうが、少なくとも妄信して後追いみたいに行動するのは危険もいい所です。

極端な話昔の人は現代人のプロトタイプなわけですから、何も考えず彼らの在り様に立ち返るというのは退化と同じです。

なのに聖典や歴史書が残り、現代人がそれを読むのは歴史から学ぶためです。少なくとも登場人物を見倣うためではないと私は思います。

私はまだまだ浅学ですが、歴史を学ぶというのは彼らの失敗から戒めを得るためだと思いますね。同じことをしても同じ成功を掴めるわけじゃないですし。

私に歴史を教えてくれた人たちは知識より先に心得を語ってくれましたが、それを再確認できるいいコラムだったと思います。

 

そんなわけで、内容ははっきり言っておススメできませんが、聖書は勉強にはなるし何より精神が鍛えられます。

地味に大きな本屋には置いてあるので、興味が沸いたら探してみるのもいいかもしれません。

千ページ越えの長文に挑む覚悟がある本の虫の精鋭さんは是非お試しを!

 

 

 

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Ⅲ勇者クロニクル ~第Ⅰの勇者『黒騎士』~ (syosetu.com)

歩く塔のアン (syosetu.com)※お休み中

 

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