霰の制作日誌

冒険に憧れる、居酒屋好きな小説家志望のブログ

本来は薬膳だったのに

 

薬が三→七つに増えました。霰です。

……まぁ、要するにまたしても当分禁酒状態ということです。

緊急事態宣言も解除されたのに、最後に居酒屋行ったのはもう一か月前↓。

久しぶりに思うさま - 霰の制作日誌 (hatenablog.com)

しんどい所ですが、今年中に何とか発作が止まるようになってほしいものです。

 

というわけで、副作用で眠い今日はニュース紹介。

薬と言えばということで、ちょっと危険なクスリの話題です。カタカナにするだけで危険物とわかるのが何とも……。

こういう話をするとアフェリエイトの審査に通りにくくなるんですが、それでもここはブログ。自分の意見は発信して良いはずなのです。きっとそこで黙ってはいけない。

 

というわけで、その気になったニュースがコチラ。

 

www.msn.com

 

貨物船を用いたコカインの密輸だったようですが、その重量は何と400キロ。

……何で見つからないと思ったんでしょうね。というか積み込む段階でも色々引っ掛かりそうなものなんですが。

それはさておき実はコカイン……の原料のコカの葉って、栽培元の南米では割とポピュラーなハーブらしいです。

主たる用途はハーブティーなどの嗜好品ですが、野菜炒めみたいに肉とかと炒め合わせる料理も存在するとか。

南米では主要かつ伝統的な生産物ということで、どれだけ危険性が叫ばれても無くなることは無いでしょうね。

 

……というか、どこぞの誰かがコカインを作って高値で売ろうとか考えなければ、或いは日本でも普通に食材として受け入れられていたかもしれません。

似たところだと大麻も種は合法の食材なので、やっぱり変な使われ方をしなければ普通に私たちでも扱えたかもしれませんね。因みに大麻の種(麻の実)は七味なんかにも入っています。勿論無害。

お金儲けが全部悪いとは言いませんが、何でもかんでも金に絡めると人間碌な事をしないもの。

クスリとお金を絡めた大事件と言えばアヘン戦争なんか有名ですしね。そのせいで主犯のイギリス(ブリテン)はネットスラングで『ブリカス』(ブリテン×カス)とか呼ばれたりもしますが、さもありなんって感じです。

まぁ、当時の中国(清)も平等な取引なんてする気が無かったようなので、蓋を開けてみればどっちもどっちですが。

 

コカの葉は元々高山病の予防や麻酔としての効果もあったようなので、山地が多い原産地では生活に欠かせないもの。合法で使えれば医療なんかの役にも立った筈です。

料理好き兼歴史好きの一人として、先達が欲にかまけたせいで子孫の選択肢が狭まっているというのは残念な話。

私は歴史を好む一方で先人たちに尊敬はありません。そしてこれからもそのスタンスは変わらなさそうです。

彼らは無数の功績を遺したかもしれませんが、同時に無数の負債も遺しています。

少なくとも手放しで持ち上げていいものではないし、悪い所まで迂闊に見倣って模倣犯にはならないようにしたい所。

『見倣うな、学べ』は本ブログのテーマの一つです。

外国のニュースではありますが、改めて自分の信念を再確認した霰なのでした。

 

 

 

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