霰の制作日誌

冒険に憧れる、居酒屋好きな小説家志望のブログ

こっちはタイトルに偽りなし

 

今日はⅢクロの更新です。霰です。

女王様一行は、前回から東方領を冒険中。

目的が和平の話し合いということで平面的なパートになりますが、東方領の日本的な文化の設定は考えていて楽しい所です。

Ⅲ勇者クロニクル ~第Ⅰの勇者『黒騎士』~ (syosetu.com)

 

前回上げた『隣賢者』の話では改題を考えていましたが、『Ⅲクロ』はタイトルの通りどこでも『黒騎士』……つまりはイクト君が影響力を持っていて、書き手としては取り回しやすいですね。イクト君が一時的にフェードアウトしてもそこは変化なしです。

現在の舞台はイクト君とルカ君、つまり『兄弟勇者』の故郷ということで、彼らと因縁のある人たちが多く登場します。

イクト君が盛大に中央領を破壊しまくったのは、女王様としては嫌な話ですが、彼の故郷の人々にとってはまた別の感想をもたらすものです。

そこで板挟みにあうのがルカ君。

彼は東方領の出身ですが、女王様とは個人的に深い付き合いがあります。

勇者に甚大な被害を被り、恐怖のあまりルカ君をも遠ざけようとした中央領の人々。失意の彼に、故郷である東方の人々が優しい言葉で迫ります。

黒騎士の復活を控える中、密かに分断の危機を迎える勇者たち。

文脈からはそうした雰囲気があまり出ないようにしていますが、実際の状況はそんな感じで結構危機的です。

子供の癇癪に大人が振り回されているのかと思いきや、蓋を開けてみれば結局大人たちの不和に子供たちが翻弄される形になっていますね。

その結果迎えたのが、黒騎士の爆発。

この調子で大人たちが争い続け、そんな中に怒れるイクト君が目覚めてしまうと……というのが現在のお話が向かうところです。

彼が蘇ってからが本番なので、それまでは何とか作者も病気をおして頑張ります。

次回もお楽しみに!

 

 

 

Twitterはコチラ

twitter.com