霰の制作日誌

冒険に憧れる、居酒屋好きな小説家志望のブログ

新作のシチュエーションを考え始める

 

今日も今日とて異端賢者更新です。

今日はノロ君殺人事件を明け、夏休みに突入するパートですね。

事件をきっかけに、ここから終盤に差し掛かるので気を付けて書かねば。

次回もお楽しみに!

異端賢者と精霊の使徒たち (syosetu.com)

 

で、異端賢者に終わる目処が立ち始めたので、次回作の着想を考え始めています。

異世界転生モノを考えてるっていうのは以前も言いましたが、私はあまりラノベを読みつけないからなぁ……。

とりあえず転生前にあまり未練を持たせない方が良いっていうのは、何とか読めたいくつかのラノベから分析済みなので、やはり主人公にはすっぱり事故死してもらうのが丸いのか。

他殺にしても転スラの通り魔とか、怨恨が残りようのない形が望ましいでしょうね。

現実世界にあまり忘れ物なく、割と思考停止で特殊能力を振り回して俺TUEEEE! するのが流行りのラノベの傾向っぽいので……。

 

……うーん、こうやって傾向を書いてみると、やっぱり好きになれないなぁ。

プロを目指す以上、需要は満たさなきゃいけないけど、何とかならないものだろうか。

とりあえず、文章はあちこちから、そしてちらほらとご評価を頂いているので後はキャッチ―なテーマを使えばそれなりのものはできると思うんですが、アレルギーを起こしちゃうのは如何ともしがたいですね……。

私は強い奴には真っ先に負けてほしい質なので、強い奴が強いまま力を振り回してシンプルに終わっちゃう戦いが嫌いです。

そんな傾向から、Ⅲクロには力に使命という重いデメリットが付いていてイクト君は無双しながらも俯きがち、異端賢者の『精霊』は人を選ばない力なのでボリス君の無双ゲーではありません。

だから人を選ぶお話になっちゃうのかもしれないけど、それでも強きは挫けてほしいし、弱きは許されてほしいのです。

暴力を振り回して相手を屈服させ、その頭を見下ろしながらご高説を垂れる奴は大体嫌いなのです。勿論、自分でやる気にもなれません。気分が悪い。

そこそこ多くの人はそういう人間嫌いなはずなんですが、何でラノベってこんなに読まれるんだろう……。

よく考えながら、新たな物語を構築していきます。

 

そして、こういう話をしていると、何だかⅢクロを書きたくなる。

あの物語こそ私の大テーマなので、こうして考えると最後はあの世界に立ち戻りますね。

あれは力をかざす大人に子供が力で報復して過ちを思わせ(イクト・ソレルのパート)、哀しい大人の至らなさを子供たちが赦す(ルカ・メイアのパート)物語です。

こうやってモチベが上がるなら、あれこれ考えるのも悪くないのかも。

とりあえず、明日も早いし寝なくては。

それでは皆様おやすみなさい。

 

 

 

Twitterはコチラ

twitter.com