※本記事はPS4・PS5のゲーム『テイルズオブアライズ』のレビューです。
できるだけ気を付けて書きますが、クリア後のデータから画像を取った都合ネタバレが微量に含まれます。
気になる方はブラウザバックをお願いいたします。
改めて、テイルズオブアライズをクリアしました。霰です。
というわけで昨日はお預けを喰らった『あの料理』でお祝いです。
それがこちら。
はい、マーボーカレーです。
う、うまい!でも家族には辛すぎると不評でした……無念。
レシピについてはYouTubeから拾ったものなので割愛しますが、何はともかくアライズクリアです。
発売日(9/9日)に買ったので、大体クリアまで一か月かな?
総プレイ時間は55時間ほど。
一日二時間くらいやっていた計算ですが、三日くらいでクリアする人もいるみたいなので果たして早いのか遅いのか。
とはいえ、少なくとも毎日やってて苦が無いくらいには面白かったです。
そんなわけで、今回は個人的に良かった点をストーリーと戦闘から。
例によって悪かった点は挙げません。
そこは実際にプレイしてみて確かめるべきだし、先に言ってしまいますがいいゲームなのでそんなに気になるところもないです。
ではまず話書きとして気になるストーリーから。
繰り返しますが本編のネタバレにご注意ください。
といっても重要なのは顔だけですが。
では本題。
ちゃんと『テイルズらしい』お話。
本作のストーリーは『ダナ』と『レナ』、二つの世界の人々の衝突の物語。
主人公アルフェン君の故郷ダナは、技術の進歩した異星レナの人々の侵略を受け、ダナ人はレナ人への隷従の歴史をたどっていました。
奴隷としての生活に疑問を感じたアルフェン君は、ひょんな偶然からヒロインのシオンちゃんと出会い、レナ人でありながら同胞に追われる彼女と共にダナ人を奴隷身分から解放する旅に出ます。
自分たちを抑圧したレナ人に怒りを燃やし、支配者たちの打倒に立ち上がるアルフェン君。
そしてそんな彼を自分の目的の駒にするシオンちゃん。
しかしそんな中でお互いや様々な人々の想いを知り、新たな仲間と出会い、彼らは人として大きな成長と変化を遂げていきます。
初代ファンタジアなら地球(?)とデリス・カーラーン。
シンフォニアならシルヴァラントとテセアラ。
二つの世界、二つの立場の衝突。テイルズではおなじみの設定ですね。
自分と、自分じゃない誰かとの触れ合いは、お話を書く上でも基本となる要素の一つです。
その基本をしっかり守った王道的なストーリーは見ていてわかりやすく、時折発生する超展開にはその都度それとなくわかりやすい説明が入りと、とても親切でプレイヤーを置いてけぼりにしません。
そして何より、物語の進行による仲間同士の関係性の変化が特に大きな魅力ですね。
詳しい事はネタバレになるし、実際にプレイしていただきたいので省きますが、あえて言うならば一つです。
シオン可愛い。以上。
経験値が『プレイヤーにも入る』戦闘システム
以前も言ったことですが、戦闘の難易度は結構高いです。
今回の戦闘はこれまたテイルズらしいアクションバトルで、円形のフィールドをキャラクターが縦横無尽に動き回って戦いを繰り広げます。
上昇効果のある技を利用した空中戦や、素早いドッジロールなど、まさに縦横の領域を広く素早く使う戦闘はスピーディで爽快。
ですがその分、敵の攻撃も上から横から割と容赦なく襲い掛かり、おまけに結構ダメージも高めです。
特にボスの攻撃はとりわけ苛烈かつ高威力で、最初のボスですら油断すればあっさり全滅です。
つまりは一撃一撃を確実に回避し反撃する、ヒット&アウェイの戦いが要求されます。
しかしそれは逆に言うと、攻撃を見切った敵からは一撃たりとも喰らうことなく勝利できるということでもあります。
無数の攻撃を華麗に掻い潜り、的確に必殺技を差し込んでスマートに敵を葬るのは得も言われぬ快感です。
私はクリア後に母のプレイを少し手伝いましたが、最初あんなに苦戦したアイツもコイツも技を見切った後だと面白いように快勝できます。
キャラのレベルは変わらないのに様相が大きく変わっている戦場。
それはプレイヤーに自身のプレイスキルの上昇を強く実感させてくれます。
そういう意味でもプレイヤーを育ててくれるいい戦いができるのが最大の魅力ですね。
皆さんも『もうお前なんか怖くないぜぇぇぇ!』とか叫びながらボスを蹂躙しましょう(私はやりました。一人で)。
まとめ
さて総評ですが、ここまで読んでくれたなら、霰の感想はわかりきっているでしょう。
神ゲーです。
まだなら買ってプレイしましょう。
損はないです。
以上!
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Ⅲ勇者クロニクル ~第Ⅰの勇者『黒騎士』~ (syosetu.com)
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