霰の制作日誌

冒険に憧れる、居酒屋好きな小説家志望のブログ

小話 ジンギスカンを焼きながら思い出す地元史

 

親戚が揃ったので今日の食事は焼肉と相なりました。霰です。

 

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道民は何かあるとすぐに炭を焼く……みたいなイメージが本州以南の人の中にはあるようですが、ぶっちゃけそんなに間違ってません。

三年前の大地震の時も私が住んでいるエリアは停電になりましたが、その時も周りにBBQしている人はそこそこいました(冷蔵庫が止まったので駄目になりそうな肉類を処理するためです。一応合理的です)。

で、北海道の焼肉と言えばジンギスカンが有名だと思いますが、名物になるということはつまり量がとれたということです。

私の地元の札幌付近では先の大戦中、軍服を作るために羊毛を大量生産していたらしいです。要するに羊が沢山いたんですね。

衣料不足が背景にあったそうですが、生産のために増えた羊を処理するべく、食べる事を考えた結果が現在のジンギスカン文化だと、以前働いていた場所で聞いたことがあります。

 

現在Ⅲクロ世界は食べ物の確保が大変な荒野・砂漠地帯で物語が展開していますが、私がお話の世界観を構築するときはまず食べるものから考えます。

サリアがラクダを狩ったりして食いつないでいましたが、ラクダ肉はアラブ地方では割とメジャーな食肉らしいですね(食べた事ないけど)。

『騎士団』のモデルのモンゴル帝国なんかは、馬乳酒とか独自の文化もあったようです。

どうせスマホ見ながらご飯を食べるなら、食材の由来なんかを調べながら食べると勉強になるし楽しいかもしれませんね、という話でした。

 

 

 

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Ⅲ勇者クロニクル ~第Ⅰの勇者『黒騎士』~ (syosetu.com)

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