霰の制作日誌

冒険に憧れる、居酒屋好きな小説家志望のブログ

お題挑戦 人が忘れても

 

※今回は虫の画像が登場します。苦手な方はご注意ください。

 

 

 

工場勤めだと季節の趣もあったものじゃないなぁ……とため息の霰です。

工場なりオフィスなり屋内で働いていると風に当たらないので、季節感に疎くなりますね。

単に味気ないというのもありますがそれによって体内時計が狂ったり、時には気温の変化についていけなくなって健康被害があったりするので『今が何の季節か』くらいは意識しておいてもいいかもしれません。

そのための指標の一つが環境音ということで、今週のお題は「秋の歌」。

小学生とかだと音楽の授業で季節の歌を歌ったりもしたでしょうが、大人になるとそういう機会もなくなってきます。私も歴史は勉強しますが民謡は専門外です。

ウチの祖母なんかはこの時期になると漬物とか冬の保存食を作り始めますが、サラリーマンだと日常はどうしてもマンネリになるものです。

でも、そんなだらしない我々大人でも手軽に窘める秋の調べもあります。

それがコチラ。

 

f:id:M_arare490:20211113225912j:plain

Amazon | 【カイロ保温】 フタホシコオロギ 5mm~10mm 50匹+20%増量 Sサイズ 生き餌 【ゴキバンク産】 ※北海道近辺・沖縄・離島不可 | ノーブランド品 | フード 通販

 

はい、コオロギです。何故Amazonに売ってるんだろう……。

夜に畑に行けば鳴き声を聞くことができるのですが、落ち着いて耳を澄ませてみると涼やかで快い歌声を聞かせてくれます。

日本においても昔から馴染み深い虫で、俳句や短歌の世界では秋の季語として有名ですね。

春ならウグイスの囀り、夏ならセミの鳴き声、秋ならコオロギや鈴虫、冬なら雪の擦れる音。

街が暖炉やエアコンで季節関係なく営んでも、一度自然の領域に入ればそこでは変わらず四季が巡っています。

人間が歌を忘れても、ちょっと街から離れてみれば季節の調べは聞こえるものです。

私の地元北海道はそろそろ雪に閉ざされ始めますが、本州ならばまだ虫の声も聞けるはず。

山に行きましょうとまでは言いませんが、仕事の帰り道にでも週に一回は遠回りして草地に行ってみてはいかがでしょう。

分け入らなくても近くに腰を据えて耳を澄ませば、何となくリラックスできるはず。

日々の仕事に疲れたら是非一度お試しを。

私の小説作品にも季節の描写は多く出ますので、作品の方もよければご一読ください!

リンク:Ⅲ勇者クロニクル ~第Ⅰの勇者『黒騎士』~ (syosetu.com)

 

 

 

Twitterはこちら

twitter.com