一週間が終わった霰です。
くたびれたけど何とか書き物は進めなくてはということで、清涼剤に生き物の話題を探していました。
と、いうわけで本題なのですが、またしても魚の大量死です。最近多いですね。
北海道だとサンマやイカが獲りにくくなって、代わりにカツオの水揚げが増えていたりとか、今年の海は何かと話題に事欠かない一年でした。
単に環境が変わったから生息地も移った……程度ならいいんですが、逃げ遅れてこういう大量死に繋がってしまうのは心配です。
こういう現象って水質の汚染やら水温の変化やらで発生するといわれることが多いですが、最近だと水温の変化=温暖化ってイメージですよね。
でも、ほんの十五年前には地球寒冷化の危険性を説いた映画もあったりして、当時話題になりました。
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ローランド・エメリッヒ監督のアメリカ映画『デイアフタートゥモロー』では、海流の変化によって地球の気温が下がる可能性について示唆されています。
一応フィクションではあるのですが、発生する自然現象や前後の事象については科学的な見解の下で作られたお話なんだとか。言ってみればシミュレーション映画ですね。
まぁ、映画のような状態になってしまうと寒冷化どころか氷河期の再来なので、水温がどうこう以前に大体の魚が海の中で凍り付くことになりそうです。
何はともかく、人間の想像なんてあっさり一蹴するのが自然の力というもの。
温暖化にばかり気を取られていると、明日には家という家がカチコチに凍り付いていた……なんてことも起こり得るんでしょうね。
だからこそタイトルがDay After Tomorrow。直訳すると明後日ですが、遠からぬ未来という意味でも使われるとか。
今回の魚の大量死がそういう事態の予兆かもしれないし、自然の情報に耳を傾けるのはそういう意味でも大事。人間の社会活動なんて地震一回・津波の一発で全壊というのは、日本人なら嫌という程思い知っているはずですからね。
魚の話題なんて知るか! とか言わずに、自然の細かい話題はこれからも気にしていきたい霰なのでした。
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