霰の制作日誌

冒険に憧れる、居酒屋好きな小説家志望のブログ

匙加減に困る物語

 

一週間が終わった霰です。

予告通り、隣賢者は本日更新です。

今回は事態が動くまでのモラトリアムって感じですね。ボリス君がどんな人かをちょっと掘り下げる回です。

まだ面白味はないですが『現実なら体育会系エリートなのにこの世界だとニッチな趣味のオタク』というボリス君のキャラ付けを説明する話ですね。

上手い感じに現実とのギャップを描写できればと、少し手探りで書いていますので、展開が遅かったらごめんなさい。

隣に賢者が越してきた (syosetu.com)

 

さて、この隣賢者ですが、あらすじにあるようにボリス君以外にも主人公になる人物が登場する予定です。

なので、一部の長さは控えめにして、主人公チェンジを繰り返す形になると思います。

そんなわけで、導入部分であるボリス編『戦士の子と賢者』は、とっつきやすいようにラノベ的な成り上がり描写と爽快さが欲しい所なんですが……いや難しい。

何が困るって、私の趣味が上橋作品とかの純正のハイファンタジーで、ラノベ的なものをあまり読みつけていないんですよね。仮にもなろう作家なのに。

趣味が合わないっていうのは結構致命的で、何がマズいかって面白いと言われているものを見ても自分はそう感じないことです。

これはいい! 最高! ってもてはやされているものから魅力を感じにくいっていうのは、単にウケる要素に気付きにくいって意味でも宜しくないですからね。

単に逆張りしているだけなら気持ちでどうとでもなるんですが、肌に合わないっていうのは如何ともしがたいです。

好きなものって理屈じゃないから、無理して好きになるっていうのも何か違うでしょうしね。

でもまずは読者さんを集めたいなぁ……という下心と、単に導入を勉強したいっていう思いで、最初は落ちこぼれ少年の出世話という流れにしました。

Ⅲクロを読んでくださっている方にはあまり合わないかもしれませんが、普通のラノベが好きな人にある程度読んでもらえるようになれば万々歳ですかね。そこから二部以降を読んで、私の作品を好きになってくれれば完璧です。

そのためにも一部で人を取りこぼすことが無いようにしなくては。

そんなこんなでポレポレと慎重に書いていきますので、続きをお楽しみに!

 

 

 

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