霰の制作日誌

冒険に憧れる、居酒屋好きな小説家志望のブログ

万全を期すほどに

 

今週は両方出します。霰です。

今日の更新は(も?)隣賢者。

そろそろモラトリアムも終了し、次回・次々回辺りからリゲル先生が本気を出し始める予定です。

隣に賢者が越してきた (syosetu.com)

 

で、今回は奴隷の教育についての話だったのですが、昔の黒人差別の教育も大概に酷かったみたいですね。

これについては以前↓『他者の起源』という本の紹介でも言ったのですが、人間を勝手に差別して分断するって大抵碌な結果をもたらさないんですよね。

 

m-arare490.hatenablog.com

 

事の発端になった国は未だに『○○カス』とか言われちゃっているし、隣賢者の本編でもボリス君のお母さんの屋敷は虐げてきた奴隷に焼かれています。

こういう徹底した理念教育って、社会の維持のためだと思ってやってたんでしょうけど、身分の上下を付けると下々の人たちの反発を呼ぶし、結果的には全面的に逆効果になるんですよね。

本作は、そうした史実を元にしたお話が描かれます。

実際、本編ではこれからもちょっとエグめの事件が起こったりする予定なので、ボリス君の成長も含めこれからの展開をお楽しみに!

 

で、冒頭でちらっと言ったように、今週はⅢクロも投稿予定です。

これまでネガティブ目だった展開が『三姫』の集結によってちょっとずつ潮目が変わり始めます。

日曜日までには出るのでそっちもお楽しみに!

 

 

 

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映画はお預け

 

今日の更新は隣賢者です。霰です。

そろそろモラトリアムを脱出してボリス君に最強化してもらいたいんですが、もう三話くらい待っていただければって感じですね。

基本はⅢクロを頑張って書いて、手が止まったらこっちみたいな傾向なので、気長に待っていただければ幸いです。でもコメント評価をもらえたら速度ブーストします。

隣に賢者が越してきた (syosetu.com)

 

さて、結構ニュースになっている通り、我が地元北海道には凄まじい量の雪が降りました。

今は何とか混乱が収まって辛うじて日常が戻りつつあるみたいな感じですね。

 

news.yahoo.co.jp

 

『鹿の王』を見に行きたいんですが、道はこの有様だしオミクロン株も相変わらず流行っているしなので、もう少しお預けですね。

幸い私は土日仕事で平日に休みがあるので、空くであろう月曜日を狙って見に行くとします。

レビューはその時書くのでお楽しみに!あんまり話題になってないけど……。

 

 

 

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気まぐれ制作日誌 Ⅲクロ バルド編

 

有休消化中の霰です。

Ⅲクロは本日更新。

今回は王国勢が、内乱の防止のために本格的に動き出すための準備回ですね。

Ⅲ部の主戦場は『王国』。それも国を指揮する女王様であるエリザベートちゃんが中心になって話が進みますので、一挙手一投足が重いです。

勇者たちが機能停止している今、ヒロイックファンタジーならではの英雄の力でゴリ押して問題解決……という手段が使えないのも書き手としては難しいですね。

 

とはいえ、これはプロット時点で決まっていた事。

腕不足を承知で走り始めた以上、作品の力に負けないように成長していくしかありません。

そんなわけで今回は、動けない勇者たちの代替戦力として『三姫』を助ける新キャラクターの紹介です。

では本題。

 

バルド

 

イクト君の必殺技『フィンヴェルス』によって戦線離脱した前将軍ラモナス。

その後継として王国中央軍を取り纏めることになった歴戦の勇士。それがバルドさんです。

境界で『解放軍』を仕切っていたフォルスさんと同門の槍使いであり、先王の代から近衛団長として王室の関係者を守ってきた王国きってのエリートの一人。

現在も当代の女王であるエリザベートちゃんを守っているのですが……。

 

大目的……国家の安定。

小目的……王家の守護。

 

王族を守る近衛団長。

しかし本編を読んでくださっている方はご存じの通り、彼はイクト君が二回目に王宮に侵入した際、女王の傍にいませんでした。

これまで女王の傍にいた近衛兵は、親しいとはいえ一兵卒のエミル君だったことに疑問を持つ人もいたはずです。

それもそのはず、実はバルドさんは本編開始前にイクト君と戦い、そして返り討ちに遭って重傷を負っていたのです。

具体的には王国の先代王、エリザベートの父親が黒騎士に討たれた際に現場にいたということですね。

王様を守るために彼に挑み、そして結果はお察しというわけです。

そんなわけでつい最近まで怪我の治療をしており、復帰するや否や将軍就任という苦労人。

おまけに魔族にやられ、さらには三度も黒騎士にやられて、王国はすっかり落ち目。

この事態を引き起こしたのは巡り巡ってはかつての主君であることから、バルドさんたち古参の家臣はいちいち胃に穴を空ける事になります。

ヒルで大人の余裕を感じさせる登場でしたが、実際の性格は真面目で血が熱いのがこのバルドさん。

立場も性格も部下であるエミルに似ていますが、二人のやり取りはもう少し後のお楽しみ。エミルにどの程度ファンがいるかわからないけど……。

どんな状況でも自分が信じる正義を疑わず、信じた君主を忠実に守り続けます。

 

が、頑固者故に新しい事実が明らかになってもすぐに対応できず、世界のために大人たちを矯正する勇者たちとは全体的に馬が合いません。

勿論、イクト君との相性は最悪も最悪。

白は白、黒は黒! と言いたがるタイプのバルドさんは、イクト君が既存の価値観を否定すれば正面から抵抗し、そして自分より小さな子供に叩き潰され続けます。

ずっと続いてきた、そして自分も守ってきた秩序が破壊されるとき、変化に順応できない大人のバルドさんには、子供たちから苛烈な責めと試練が課されるのです。

 

本作は子供たちの成長もそうですが、大人たちの変化も見どころの一つ。

そんな所まで描ききれるほど作者が成熟していないというのが結構な問題ですが、冒頭の通りそこは描きながら成長していくしかありません。

そんなわけで、これからもⅢクロを、作者の成長も含めて御贔屓に!

 

 

 

前回:気まぐれ制作日誌 Ⅲクロ フェンリル編 - 霰の制作日誌 (hatenablog.com)

 

 

 

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匙加減に困る物語

 

一週間が終わった霰です。

予告通り、隣賢者は本日更新です。

今回は事態が動くまでのモラトリアムって感じですね。ボリス君がどんな人かをちょっと掘り下げる回です。

まだ面白味はないですが『現実なら体育会系エリートなのにこの世界だとニッチな趣味のオタク』というボリス君のキャラ付けを説明する話ですね。

上手い感じに現実とのギャップを描写できればと、少し手探りで書いていますので、展開が遅かったらごめんなさい。

隣に賢者が越してきた (syosetu.com)

 

さて、この隣賢者ですが、あらすじにあるようにボリス君以外にも主人公になる人物が登場する予定です。

なので、一部の長さは控えめにして、主人公チェンジを繰り返す形になると思います。

そんなわけで、導入部分であるボリス編『戦士の子と賢者』は、とっつきやすいようにラノベ的な成り上がり描写と爽快さが欲しい所なんですが……いや難しい。

何が困るって、私の趣味が上橋作品とかの純正のハイファンタジーで、ラノベ的なものをあまり読みつけていないんですよね。仮にもなろう作家なのに。

趣味が合わないっていうのは結構致命的で、何がマズいかって面白いと言われているものを見ても自分はそう感じないことです。

これはいい! 最高! ってもてはやされているものから魅力を感じにくいっていうのは、単にウケる要素に気付きにくいって意味でも宜しくないですからね。

単に逆張りしているだけなら気持ちでどうとでもなるんですが、肌に合わないっていうのは如何ともしがたいです。

好きなものって理屈じゃないから、無理して好きになるっていうのも何か違うでしょうしね。

でもまずは読者さんを集めたいなぁ……という下心と、単に導入を勉強したいっていう思いで、最初は落ちこぼれ少年の出世話という流れにしました。

Ⅲクロを読んでくださっている方にはあまり合わないかもしれませんが、普通のラノベが好きな人にある程度読んでもらえるようになれば万々歳ですかね。そこから二部以降を読んで、私の作品を好きになってくれれば完璧です。

そのためにも一部で人を取りこぼすことが無いようにしなくては。

そんなこんなでポレポレと慎重に書いていきますので、続きをお楽しみに!

 

 

 

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頑張り週間

 

今日はⅢクロ更新! 霰です。

Ⅲ勇者クロニクル ~第Ⅰの勇者『黒騎士』~ (syosetu.com)

 

今回は、一堂に会した『三姫』たちの作戦会議。

王国で高まった内乱の機運を鎮めるため、魔王との連携で今後の展望を話し合う回です。

リズちゃんは魔族たち、サリア(厳密にはメイア)は『騎士団』、女王様は国軍とそれぞれに協力者の集団や手勢を持っているので、今回の章は勇者の無双ゲーというよりは軍団戦が主になりそうですね。

つまり、これはヒロイックファンタジーから一時的に英雄が消える展開

ちょっと変化球ですが上手い事書いて見せます。

今週は隣賢者も更新するので、そっちもお楽しみに!

 

 

 

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姫たちの奔走

 

Ⅲクロは本日更新、霰です。

今回から新章・第Ⅱの勇者……ではなく『三姫の奔走』編スタートです。

Ⅲ勇者クロニクル ~第Ⅰの勇者『黒騎士』~ (syosetu.com)

 

はい、ルカ君の主役回はまだお預けです。ゴメンネ。

彼がへたれるのはまぁプロット通りでして、ちょっとネタバレしてしまうと彼が主役を張れるのはお兄ちゃんが復活した更に後、もっと言うと最終決戦の直前です。

これからリズちゃん・サリアちゃん・エリザベート女王の『三姫』が、機能停止した勇者たちを復活させるために動き出すのが本章になります。

でも王国組は他二つの勢力に比べて明らかに弱いので、魔王様の人間強兵化も重要な動きです。そんなわけで女王様の胃にはもうちょっと穴が増えます。ゴメンネ。

結構細かい構想の下に動くお話なので、焦って失敗しないようポレポレ詰めていきます。

次回もお楽しみに!

 

 

 

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ポレポレな再起

 

静養中の霰です。

ほぼほぼ寝るばっかりの日々ですが、それでも小説は更新中です。

今日の更新は隣賢者。

ボリス君と賢者様の対面回です↓。

隣に賢者が越してきた (syosetu.com)

 

Ⅲクロの方は動ける面子が女の子ばかりになっているので、ちょっとお話の組み立てに難儀しています。それ自体はラノベとして正しい姿なのかもしれないけど……。

いや、ストーリーはさておき絵がね……。

女の子が多い方が華があるというのはわかるにはわかるんですが、個人的には男女比はできるだけ均等にしたいです。

そんなわけでフォルスさんやエミル君にももうちょっと出番が欲しい所なのですが、フォルスさんはともかくエミル君にマシな出番はもう少し先です。

更に少し(かなり?)ネタバレですが、その時の彼は怒れるイクト君と対面する予定なので……。ボコボコの粉々に……。

男性陣は牢屋の中だったり、イクト君のおかげで再起不能になっていたりと散々な有様。だからといって新キャラを出すかと言われると……うーん。

とりあえず、読んでもらうつもりで書いているものではありますが、見目を気にしすぎると胃に穴を空ける事になるので、ポレポレ考えていきたいと思います。もうこれ以上の病気はいらない。

読者様方につきましては霰は死に体なだけで動いてはいる、ということだけ覚えておいていただければ幸いです。

自分で見た夢を叶えるため、ひとまず倒れないように心して歩く霰なのでした。

 

 

 

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