霰の制作日誌

冒険に憧れる、居酒屋好きな小説家志望のブログ

手直し週間開始

 

今日は隣賢者の更新です。霰です。

今回はリゲル先生の目的が明かされるパートですね。

そろそろキャラ紹介もできるくらい情報が出そろってきたので、そっちもお楽しみに!

隣に賢者が越してきた (syosetu.com)

 

で、隣賢者を更新しながらⅢクロのお知らせをするんですが、Ⅲクロはしばらく第Ⅱ部の手直し週間にしたいと思います。

というのも、今見直すと描写が足りない

サクサク話を進めようとした弊害なのですが、そのせいで物足りない感が凄いわけです。

例えば、サリアちゃんは私の印象ではもっと人間が嫌いです。

作中の憎悪担当は主にイクト君なので彼女は目立たない感じなのですが、それでも魔族と人間の確執をもう少しわかりやすくしてほしい所。

あと、プロットを超えて頑張ったメイアちゃんにももう少し描写が欲しい所。

あとあと、脱落してしまうソレルちゃんにも……と『双子姫』のキャラをちゃんと立てたいのです。

最新話の執筆ものろのろ続けていきますが、しばらくは旧話の手直しを中心にⅢクロは書いていきますので、ご了承ください。

その分いいものにして見せる。お楽しみに!

 

 

 

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気まぐれ制作日誌 Ⅲクロ ゼマデリア編

 

Ⅲクロは本日更新。霰です。

今回は東方領と中央領の和平交渉。

今のところはとんとん拍子に話は進み、ひとまず両軍の前線はお互いに交代する運びになりました。

何か不穏なあっさり感ですが、何はともかく当座の問題はいったん保留にできたということで、メイアちゃんはようやく当初の目的を果たせるようになりました。

何だかんだでⅠ部から名前が出てきた南方領の姫君と、ようやく対面の時が近づきます。

この物語のキーパーソン全員集合まであと少し。

そんなわけで今回は久しぶりの人物紹介として、最初から表舞台で頑張っていたあの人の紹介です。

では本題。

 

ゼマデリア

 

『魔界』を統治する種族王たちのまとめ役であり、その守護者。

Ⅰ部から登場し『王国』を追われたイクト君を魔界に引き取った、狼王フェンリルと共に彼の里親ともいえる人物です。

種族王が倒れるなどの緊急時に各種族を守るために現れ、魔界全体の守護を司る魔族最強の戦士。

思慮深く、作中最高の知識人の一人として、リズちゃんたち『三姫』やイクト君たち『三つの勇者』に至るところで助言を授け、その使命を助けます。

 

大目的……世界の安定

小目的……勇者の結集、『黒幕』の討伐

 

普段は魔界を出ず、荒事以外は配下に任せている彼ですが、現在は直接の配下である妖精たち以外にも二つの『目』とも呼べる諜報役を得ています。

それが主人公リズちゃんと、そのかつての姉妹分ルネットちゃん。

魔王様は彼女らに『傀儡の腕輪』というマジックアイテムを授け、彼女らの視覚を借りて遠い『王国』の不穏な気配を見張っています。

この腕輪本来は命令に背いた場合に電撃責めを喰らう危険な代物なのですが、二人とも魔王様との関係は良好であり、授けた魔王様自身も電撃責めの仕掛けを忘れる有様と、ちょっとお茶目で悪戯好きなお方です。

ですが、それなりに子供たちの事を案じており、特に孤独感から心に闇を抱えたイクト君には特別の配慮をしていました。

そんなイクト君にリズちゃんをあてがったのは他ならぬこの人。

二人の旅の始まりのきっかけになると共に『審判者』であるイクト君が暴走しないようにタガをかけた、ある意味人間にとっても大恩人と言える人物です。

本作では、所謂『良い大人役』の最たるところ。

本人は子守など性に合わないようですが、面倒見のいい魔王様は今日も明日も、手のかかる子供たちのために頭を悩ませ続けます。

 

実は、魔界が危機に陥った時に真っ先に死地に陥るのがこの人。

魔族にとって魔王様は種族王が欠けた際の保険であり、魔神に止めを刺せなくなった種族のピンチヒッターの役割を務めます。

要するに『王国』で戦が起こり、その犠牲から魔神が発生しまくると魔族は鎮圧に手いっぱいになるわけです。

その戦いで種族王が死傷したら魔王様が自ら赴き、魔神に止めを刺さなければなりません。

一か所ならばともかくですが、二か所三か所と重なれば最悪。

魔王様は各地を転戦し、窮地の種族を助けて魔神と戦い続ける羽目になるのです。

そうして負担が重なり、万一魔王が倒れたらもう後がありません。

そんな事態を避けるために、リズちゃんたち『三姫』は必死に国内の戦を避けるため奔走します。

それが現在の物語、Ⅲクロ第Ⅲ部『三姫の奔走』。

全体の中では地味な立ち位置ですが、世界の真実を知った人間の大人たちがいかに対応するのかという重要なお話です。

勇者たちの心境の変化、魔王様と魔界の状況の変化も含めて、続きをお楽しみに!

 

前回↓

m-arare490.hatenablog.com

 

 

 

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『地動説』の気配

 

今日は隣賢者(改題検討中)の更新です。霰です。

今回は、ボリス君がついに魔法を習得!

そして、この物語、世界観の根幹に関わる知識が、リゲル先生から伝授されます。

隣に賢者が越してきた (syosetu.com)

 

一応、この物語は主人公無双を想定しているのですが、その武器は魔法でも剣でもなく『知識』

賢者リゲルから封印された知識を伝授されたボリス君は、それを知らない一般市民の中で必然的に頭角を現し始めます。

でもそれは、この世界を牛耳る『魔導協会』がひた隠しにしてきた禁断の秘密。

そして、宗教団体が流布したくない秘密とは、たいてい人々から信仰を奪うものです。

要するにお金を集めるのに使ってきたペテンをばらされるのが怖いわけですね。

現実世界で言うと、ガリレオ・ガリレイが聖書の教えを否定する『地動説』の発表を、教会に止められたようなものです。

その辺りの事情は次回以降に深く語られ、物語を動かしていくのですが、これは今後ともこの物語を進めていくうえで大事な話になります。

ちょっと描写に手惑うと思いますが、何とか深い世界を描いていくので今後ともお楽しみに!

 

……猶更今のタイトルだと重みが足りない。

そっちも早いところ考えなくては……。

 

 

 

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こっちはタイトルに偽りなし

 

今日はⅢクロの更新です。霰です。

女王様一行は、前回から東方領を冒険中。

目的が和平の話し合いということで平面的なパートになりますが、東方領の日本的な文化の設定は考えていて楽しい所です。

Ⅲ勇者クロニクル ~第Ⅰの勇者『黒騎士』~ (syosetu.com)

 

前回上げた『隣賢者』の話では改題を考えていましたが、『Ⅲクロ』はタイトルの通りどこでも『黒騎士』……つまりはイクト君が影響力を持っていて、書き手としては取り回しやすいですね。イクト君が一時的にフェードアウトしてもそこは変化なしです。

現在の舞台はイクト君とルカ君、つまり『兄弟勇者』の故郷ということで、彼らと因縁のある人たちが多く登場します。

イクト君が盛大に中央領を破壊しまくったのは、女王様としては嫌な話ですが、彼の故郷の人々にとってはまた別の感想をもたらすものです。

そこで板挟みにあうのがルカ君。

彼は東方領の出身ですが、女王様とは個人的に深い付き合いがあります。

勇者に甚大な被害を被り、恐怖のあまりルカ君をも遠ざけようとした中央領の人々。失意の彼に、故郷である東方の人々が優しい言葉で迫ります。

黒騎士の復活を控える中、密かに分断の危機を迎える勇者たち。

文脈からはそうした雰囲気があまり出ないようにしていますが、実際の状況はそんな感じで結構危機的です。

子供の癇癪に大人が振り回されているのかと思いきや、蓋を開けてみれば結局大人たちの不和に子供たちが翻弄される形になっていますね。

その結果迎えたのが、黒騎士の爆発。

この調子で大人たちが争い続け、そんな中に怒れるイクト君が目覚めてしまうと……というのが現在のお話が向かうところです。

彼が蘇ってからが本番なので、それまでは何とか作者も病気をおして頑張ります。

次回もお楽しみに!

 

 

 

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改題を考える

 

今日は隣賢者の更新です。

今回のお話は、リゲル先生の仲間と、それからいきなりボリス君が力を得るという話を持ち掛けられる所までですね。

ここからはまぁ、ラノベっぽい主人公一強展開にできると思うのですが、この物語で大事なのは『知識と真実』です。

要するにリゲル先生宜しく、ボリス君でなくとも知識と素養があれば最強主人公になれる世界なわけですね。

でも、その知識に至る真実は、言ってしまえばこの物語の世界……否、社会では禁忌の存在です。

要するに、知られるとお偉いさんが困る類のものなわけですね。

国を守る戦士の子が、国を崩す闇の真実に触れた時にどうなってしまうのか、今後の展開をお楽しみに!

隣に賢者が越してきた (syosetu.com)

 

……と、いよいよもって本格的に始まった本作『隣に賢者が越してきた』なのですが、ちょっとタイトル変更を考えています。

というのも、確かにリゲル先生が主人公の近所に引っ越してくることから話は展開するのですが、このタイトル物語の内容をあまり説明していないんですよね。

ライトノベルのタイトルって『この人がこういう経緯で何をする話!』と、馬鹿丁寧に物語の内容を説明してくれるものなので、本題はそういう趣向に反したものになっているんですよね。

この物語は全般的に『落ちこぼれ』の成り上がり話になっているので、それをわかりやすく表現できればもう少しとっつきやすくなるかなと思っています。

個人的にはタイトルでそこまで深く説明するのは好きじゃないのですが、まぁそのくらいは妥協してもいいだろうということでポレポレ考えていきます。

 

 

 

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またプロット逸脱の気配

 

今日はⅢクロの更新です。霰です。

やっと舞台は東方領へ。

しばらくは女王様が頑張って停戦交渉を行うパートなので派手な動きは書きにくいですが、文がのっぺりしないように私も頑張ります。

Ⅲ勇者クロニクル ~第Ⅰの勇者『黒騎士』~ (syosetu.com)

 

で、特使団には『三姫』と一緒に『双子姫』の姉勇者メイアちゃん、それからまだ称号が無いルカ君がくっついているのですが、問題はルカ君なんですよね。

彼が一団に加わるところまではプロット通りなのですが、何かメイアちゃん同様予想外な活躍をしそうな感じの話の流れになっています。

一応、これからの流れは粗方決まっていて、ルカ君の大活躍は最後の最後になる予定だったんですが、もしかすると予定が早まるかもしれない……という感じです。

メイアちゃんはソレルちゃんと本来のポジションを入れ替えるだけで済むのですが、ルカ君の活躍が早まると丸っと一部、つまりは彼が主役になる筈の『第Ⅱの勇者 ○○』が丸ごとカットになるのです。

そこではセットであるエリザベートちゃんをメインの視点として、細かい設定の補完をする予定だったのですが、それを丸ごとすっ飛ばすのは話の流れとしてどうなんだろう……。

師匠には「設定の全てを説明しようとするな」と以前言われたことがあるのですが、ここが端折りどきということなのだろうか……。

話の大筋にはやっぱり影響しませんが、キャラクターが自由に動くもので未熟な作者は振り回されっぱなしです。

でも、彼らが独自の意志を持っていることは、一人の人間として確立した存在であるということなので、書き手としては喜ぶべきことでしょう。

ちょっと難航が予想されますが、ポレポレ完成度を高めていきますのでこれからもお楽しみに!

 

 

 

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劣勢パート終了

 

隣賢者更新です。

タイトル通り、やっとこさボリス君の劣勢が終わり、リゲル先生が力の片鱗を見せてくれました。

ここからはなろうらしい常勝展開にできると思うので、無双展開が好きな方はお楽しみに!

隣に賢者が越してきた (syosetu.com)

 

さてⅢクロを書かねば……。

 

 

 

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