今週は行事と病院漬けの霰です。
こういう忙しさは何となく嫌なのですが、まぁ当分は仕方ありません。
小説も書いているので、例によって話題はさらっと済ませたいのですが、個人的に興味深いニュースを見つけてしまいました。
130年前の黒人裁判の被告人に死後恩赦……こういう話はあまり聞きませんがいい傾向だと思います。
裁判の是非がどうというより、ニュースフィードにこういう話が上がるのがいいですね。
こういう人種差別の話題ってデリケートすぎて持ち出すこと自体がタブーっぽいというか、嫌われる傾向にある気がします。
歴史を勉強しているとこうした話題は無数に出てくるけど、テレビニュースだと被害への説明はあってもそれをもたらした原因とか社会状況への説明はあまりないですからね。
私は自作の小説内で社会問題をベースにした物語を展開することが多いですが、書いていてウケの悪さや難しさを感じる事も多々ありますね。
この手の話題はたとえ直接関係が無くても、後ろめたさとか、目を背けたい事実とかをありありと突き付けてくる感は確かにあります。
学んでいて、或いは聞いていて辛くなる、という人はたくさんいるのでしょうね。
私の職場には中国人がいますが、社会情勢的にやっぱり多方から嫌われているようで、先輩のおばちゃんたちがあからさまに彼らを嫌った言動をするのを見たことがあります。
でも領海侵犯だのコロナの件だので人種ごと嫌われてしまうというのはね……。
確かに国は悪いのかもしれませんが、別に中国人全員が悪いわけではない筈です。
白は白、黒は黒、と一括りに纏めてしまえば楽なのかもしれませんが、私が見ている現状は、恐らく人種差別の萌芽の一つなんだと思います。
実際に学んだ上で現状を見てしまうと、もう目を逸らせるものでもないですね。
たとえウケが悪くとも、こういう話って忘れられてはいけないし、誰かが覚えておくべきことなんだと思います。
そうした問題への関心のためにも、いいお話を書かねばと思う霰なのでした。
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Ⅲ勇者クロニクル ~第Ⅰの勇者『黒騎士』~ (syosetu.com)
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